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ニセコの名前の由来は?なぜカタカナなのか、昔の名前「狩太町」と、倶知安の読み方
ニセコHUB編集部 · 2026/10/04

「ニセコ」って、どういう意味なんだろう。
日本の町なのに、なぜかカタカナ。となりの「倶知安」は、はじめて見るとまず読めません。
この記事では、ニセコと倶知安という地名の由来と、ニセコ町がカタカナの名前になった理由を、町や観光協会の情報をもとに見ていきます。
- ニセコはアイヌ語で「切り立った崖(の下を流れる川)」という意味
- ニセコ町の昔の名前は「狩太(かりぶと)町」。1964年に今の名前になった
- カタカナなのは、漢字をあてても定着しなかったから
- 倶知安は「くっちゃん」と読む。アイヌ語の「クッシャニ」が由来
知ってから町を歩くと、見慣れた景色が少しちがって見えるかもしれません。
ニセコの名前の由来|アイヌ語で「切り立った崖」
ニセコという地名は、アイヌ語から来ています。
ニセコリゾート観光協会によると、「ニセコ」は「切り立った崖(の下を流れる川)」という意味です。スキー場のあるニセコアンヌプリは、「切り立った崖(とその下に川)がある山」という意味になります(ニセコリゾート観光協会)。
北海道の地名には、アイヌ語から来たものがたくさんあります。山や川のかたちを表した名前が多く、その土地の姿をそのまま伝えています。
ニセコ町の昔の名前は「狩太町」
いまのニセコ町は、1964年まで「狩太(かりぶと)町」という名前でした。
きっかけは、1963年にニセコアンヌプリ一帯が国定公園に指定されたことです。ニセコの玄関口だった狩太駅の名前を「ニセコ駅」に変えようという動きが広がり、それが町の名前を変えるところまで発展しました(ニセコリゾート観光協会)。
1964年10月、狩太町は「ニセコ町」になりました(コトバンク/日本歴史地名大系)。
ニセコはなぜカタカナなの?
北海道のアイヌ語の地名には、「札幌」や「小樽」のように、漢字があてられたものがたくさんあります。では、なぜニセコはカタカナなのでしょう。
観光協会によると、明治以降に入植した人たちがアイヌ語の地名を文字にしていくなかで、「ニセコ」には漢字をあてても定着せず、カタカナが定着したといわれています。
全国を見ても、カタカナの町の名前はめずらしいものです。そのぶん、一度聞いたら覚えてもらいやすい名前でもあります。
倶知安の読み方と、名前の由来
倶知安は「くっちゃん」と読みます。
倶知安町によると、町の名前はアイヌ語の「クッシャニ」から来ています。「クッ・シャン・イ」で、「くだの(ようなところ)を・流れ出る・ところ」という意味です。クッシャニは、町を流れる倶登山(くとさん)川の昔の名前でした(倶知安町)。
「倶知安」という漢字をあてたのは、当時の北海道庁の参事官だった白仁武だとされています。
なお、辞典によってはちがう説が紹介されていることもあります。地名の由来には、いくつかの説があるものも少なくありません。
ひらふは、実は倶知安町
「ニセコ」と聞くと、ひとつの町を思い浮かべるかもしれません。でも、実はそうではありません。
スキーで有名なグラン・ヒラフやHANAZONOのあるエリアは、ニセコ町ではなく倶知安町にあります。一方、ニセコビレッジやアンヌプリの多くは、ニセコ町側です。
観光で「ニセコ」と言うときは、倶知安町・ニセコ町・蘭越町などをあわせたエリア全体を指すことが多いのです。
地名を知ると、ニセコがもっとおもしろくなる
切り立った崖の山、くだのような川。地名には、昔の人がこの土地をどう見ていたかが、そのまま残っています。
次にニセコアンヌプリを見上げるときは、その名前の意味を少しだけ思い出してみてください。いつもの景色が、少しちがって見えるはずです。
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— ニセコ Hub 編集部