ニセコで冬の友だちづくり|移住者が孤立しないための場とコツ【倶知安・2026-27】
ニセコHUB編集部 · 2026/11/08

移ってきて最初の冬、気づけば何日も近所の人とまともに話していない——これはニセコ・倶知安では珍しいことではありません。それでも人とつながる場所は、町内会や公民館の講座、子どもの園や学校、通い続けられる習い事やジムや銭湯、顔を覚えてもらえる常連の店と、暮らしのすぐそばにあります。雪が深くて日が短い冬ほど家にこもりがちですが、外に出る回数を少し増やすだけで、春までの景色は変わってきます。移住そのものでつまずかないための全体像は、家・仕事・冬・お金でつまずかないために何を決めておく?を先に読んでおくと、この記事の位置づけがわかります。

なぜ最初の冬は孤立しやすいのか
倶知安の冬は昼過ぎから暗くなり始め、雪の日は外に出るだけでひと仕事になります。職場と家の往復で一日が終わり、休みは雪かきで消える。そうしているうちに、人と雑談する機会だけがそっと減っていくのが、この季節のこわいところです。来たばかりだと知り合いも少なく、言葉に不安があればなおさら、自分から動かないかぎり誰とも話さない週ができてしまいます。だから冬は「待っていても出会いは増えない」と割り切って、週に一度でいいので行き先を一つ決め、予定として入れてしまうのがいちばん効きます。冬支度を早めに終えて外へ出る余力を残しておくことも大事で、段取りは雪が降る前に、何を準備しておけばいい?にまとめています。
出会いの場:どこに行けば人に会える?
人に会える場所は、大きく「外に出て会う」ところと「画面から始める」ところに分かれます。外で会うほうが関係は早く深まりますが、冬にいきなり外へ飛び込むのが億劫なら、オンラインで接点をつくってから会いに行く順でもかまいません。大事なのは、自分が無理なく続けられる入口を一つ選ぶことです。
地域の集まりと、園・学校
いちばん土地に根づいた出会いは、町内会や公民館の講座、地域のお祭りや行事です。町内会は回覧板やごみ当番で自然に顔を合わせるので、入っておくと冬のあいだも緩くつながれます。公民館やコミュニティの講座は、同じ時間に同じ人が集まるので顔を覚え合いやすい場です。子どもがいるなら、園や学校の行事と送り迎えが最短の近道で、保護者どうしは生活圏も子の年齢も近く、自然と立ち話が続きます。開いている講座や行事の予定は、住んでいる地区の役場や公民館のお知らせで確かめ、気になったものに一度顔を出すところから始めてください。
習い事・ジム・銭湯・常連の店
週に一度の習い事やジム、通う銭湯、いつも行く店も、立派な出会いの場です。ここの強みは「同じ人に、何度も会える」こと。一度きりのイベントより、毎週その曜日に行くほうが、顔を覚えてもらうまでが早いです。私はメルボルンでワーホリをしていた頃、言葉が不自由な側だったので痛いほどわかるのですが、通い続けていると、店の人のほうから名前や顔を覚えて声をかけてくれるようになります。無理に話を広げなくていいので、行き先を一つ決めて、同じ曜日に小さく通い続けてみてください。
ボランティアと、オンライン(仲間募集・質問箱)
地域のイベントの手伝いや除雪の助け合いといったボランティアは、「ありがとう」から関係が始まるので、人見知りでも入りやすい場です。外へ出るきっかけがつかめないときは、画面から始める手もあります。ニセコ Hubの仲間募集・探してますでは、一緒に滑る人や趣味の仲間を募る投稿ができ、ニセコ質問箱では暮らしの疑問に地元の人が答えてくれます。どちらも、知らない土地でいきなり対面するより心理的に軽いので、最初のひとつながりの入口として使ってみてください。
言葉の壁は、挨拶とごみ出しから越える
英語しか話せなくても、関係づくりはちゃんと始められます。最初に必要なのは流暢な会話ではなく、朝の挨拶と、ごみ出しのルールを守ることです。ごみの分け方や出す曜日を守っている人は、言葉が多少たどたどしくても「ちゃんとやろうとしている人」として近所に受け入れられます。逆に、挨拶がなくルールを外していると、言葉が通じても距離は縮まりません。地域で気持ちよく暮らすための間合いは地域の暮らしのマナー:路上飲酒・ごみ・騒音・雪にまとめたので、ごみ出しに不安があればそちらを。短い挨拶と、ルールを守る姿勢。この二つは、どの言語でも伝わります。
続けるコツと、最初の一歩
つながりは、一度の勢いより「小さく続ける」ほうが育ちます。顔を覚えてもらうまでには数回かかるのがふつうなので、一度行って手応えがなくても、同じ場所にもう二、三回は通ってみてください。最初の一歩は、転入の手続きで役場の窓口に行くついでに、地区の集まりや講座のお知らせをもらってくること。手続き自体の段取りは引っ越したら14日以内にやる手続きにあります。朝、玄関前の雪を掘っていると、隣の人も同じように掘っている——そんなときの「お疲れさまです」の一言が、最初のつながりになることもあります。
地元からのひとこと:冬は気分も沈みやすいので、「友だちを作らなきゃ」と気負わなくていいです。知り合いが一人できれば、その人がまた別の人を連れてきてくれます。まずは一人、顔見知りをつくるところから。
よくある質問
移住したばかりで知り合いがいません。冬にどこから始めればいい?
週に一度でいいので、通える場所を一つ決めるのが始めやすいです。習い事・ジム・銭湯・常連の店は同じ人に何度も会えるので、顔を覚えてもらうまでが早いです。外へ出るのが億劫なら、ニセコ Hubの仲間募集や質問箱で接点をつくってから会いに行く順でもかまいません。
日本語が話せなくても地域に入れますか?
入れます。必要なのは流暢な会話より、朝の挨拶とごみ出しのルールを守ることです。ルールを守ろうとしている姿勢は言葉が多少たどたどしくても伝わり、近所に受け入れられます。ごみの分け方に不安があれば、地域の暮らしのマナーの記事を先に読んでおいてください。
子どもがいません。それでも地域とつながれますか?
つながれます。町内会や公民館の講座、地域のイベントやボランティアは、子どもの有無に関係なく参加できます。回覧板やごみ当番で自然に顔を合わせる町内会は、冬のあいだも緩くつながれる入口です。
一度行ってみたけれど、なじめませんでした。
一度で手応えがないのはふつうです。顔を覚えてもらうまでに数回かかるので、同じ場所にもう二、三回通ってみてください。それでも合わなければ、別の入口に変えればいいだけです。無理に一か所に居続ける必要はありません。
— ニセコ Hub 編集部
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