医療・健康
滑れる体は、夏につくる|スキー・スノボのオフトレ入門
ニセコHUB編集部 · 2026/06/18

シーズンが終わって、雪が恋しい夏。でも、滑らない数か月の過ごし方で、来季の滑りは変わります。
冬になって急に動くと、体は驚いてケガをしやすいもの。逆に、夏のあいだに少しずつ整えておけば、初滑りから気持ちよく動けます。
この記事では、スキー・スノーボードのための「オフトレ(オフシーズン・トレーニング)」の基本を、初めての人にもやさしくまとめます。特別な道具はいりません。
- 夏のオフトレは、ケガの予防にもつながる
- 鍛えるのは、脚力・体幹・バランス・持久力
- ニセコの夏遊びが、そのままトレーニングになる
なぜ夏に?|オフトレが、冬のケガを減らす
シーズン中に使っていた筋肉は、滑らない期間に少しずつ衰えます。そのまま冬を迎えて急に動くと、体が準備不足で、ケガをしやすくなります。
だから、夏のうちから少しずつ。完璧を目指さなくて大丈夫です。週に何度か、体を動かす習慣をつくっておくだけで、冬の入りがぐっと楽になります。
脚力|ターンを支える、下半身をつくる
スキーもスノーボードも、滑りを支えるのは下半身です。太ももの前と後ろ、お尻の筋肉が、ターンの安定を生みます。
代表的なのは、スクワットとランジ。イスに座るように腰を落とすスクワット、足を前に踏み出すランジ。どちらも家でできて、道具もいりません。
無理のない回数から、ゆっくり始めてみてください。
体幹|ぶれない軸が、上達の近道
体の中心がぶれないこと。これが、安定した滑りと、地形の変化への対応につながります。
おすすめは、プランク。うつ伏せで、ひじとつま先で体を一直線に支えるだけ。短い時間からで十分です。
体幹が整うと、バランスも取りやすくなります。
バランス|片脚と、ぐらぐらの上で
スノーボードもスキーも、つまるところバランスのスポーツです。
手軽なのは、片脚立ち。歯みがきの間に片足で立つだけでも練習になります。慣れてきたら、バランスボードやバランスディスクの上で。不安定な場所で姿勢を保つことで、体幹も一緒に鍛えられます。
持久力|一日中、滑りきる体力
脚や体幹がついても、息が上がってはもったいない。一日滑りきるには、心肺の持久力も大切です。
ランニングや自転車を、生活に少し取り入れてみて。長く続けられるくらいの、ゆるいペースで十分です。
ニセコの夏を、オフトレに|登って、漕いで、整える
うれしいことに、ニセコの夏遊びは、そのままオフトレになります。
- 羊蹄山やアンヌプリの登山:脚力と持久力を、景色と一緒に
- 自転車:心肺と脚に、やさしく効く
- トレイルランニング:起伏のある道で、バランスも持久力も
- SUP(湖の上で立って漕ぐ):体幹とバランスにぴったり
楽しみながら体を動かせるのが、雪国の夏の贅沢です。
続けるコツ|無理せず、少しずつ
いちばん大切なのは、続けること。頑張りすぎて痛めては、元も子もありません。
痛みがあるときは休む。少しずつ強くしていく。それだけで、冬の自分が変わります。体に不安があるときは、無理せず専門家に相談してくださいね。
来季の一本目を、最高にするために
夏のひと汗が、冬の一本目を軽くします。雪のない数か月も、滑りはもう始まっているのかもしれません。
体を動かすついでに、ニセコの山へ。登山の準備は、こちらが参考になります。
今年の冬、軽く動ける自分で、ニセコでお会いしましょう。
— ニセコ Hub 編集部