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ニセコの物価はなぜ高い?ラーメン3,000円の理由と、コンビニ・スーパーの「現在」【2026】
ニセコHUB編集部 · 2026/09/25

「ニセコって、そんなに物価が高いの?」
ラーメン1杯3,000円、おにぎり1個1,000円。そんな話を聞いて、冬の旅行を前に少し身構えている人もいるかもしれません。
この記事では、ニセコの物価が高いと言われる理由と、コンビニ・スーパー・外食の「現在」の様子を、倶知安の街なかと比べながら見ていきます。先に結論をまとめておきます。
- 高いのは主に、冬のひらふ周辺のレストラン
- コンビニのセイコーマートやローソンは、ほかの街とほぼ同じ価格帯
- 倶知安の市街には大きなスーパーがあり、ふだんの買い物はそこまで高くない
- 理由は「冬に需要が集中すること」「人件費」「土地の値上がり」「冬だけ営業する店が多いこと」
旅の予算を立てる前に、どこが高くて、どこはそうでもないのかを知っておくと安心です。
ニセコの物価はなぜ高い?|理由は大きく4つ
1. 冬に、世界中から人が集まる
12月から3月にかけて、ニセコには国内外からたくさんのスキーヤーとスノーボーダーがやって来ます。
一方で、ゲレンデのそばにある飲食店の数は限られています。食べたい人に対して席が足りない。その状態が続くと、どうしても値段は上がっていきます。
2. 人件費|清掃スタッフでも時給2,000円台
お店の値段には、そこで働く人の給料も含まれています。
冬のニセコでは人手が足りず、ホテルの清掃スタッフで時給2,000円前後という求人が、日本経済新聞やHBC北海道放送のSitakkeで報じられてきました。
北海道の最低賃金は、2026年10月1日から1,131円になります。それと比べると、ニセコの冬の時給がどれだけ高いかが分かります。
3. 土地と家賃|倶知安の地価は1年で約1割上昇
ホテルやお店の多いひらふ地区は、倶知安町にあります。その倶知安町の2026年の基準地価は、平均で前年から約10%上がりました(土地代データによる集計)。
土地が高くなると、お店の家賃も上がります。働く人の住まいも見つけにくくなり、その分も値段に反映されていきます。
4. 冬だけ営業するお店が多い
ニセコの飲食店には、冬のシーズンだけ開けるお店も少なくありません。
1年の売上を、およそ4か月で確保しなければならない。そう考えると、冬の価格が高めになるのは、ある意味で自然なことなのです。
ニセコのラーメンは本当に3,000円?|高いのは「ひらふ」の話
結論から言うと、3,000円前後のラーメンは実際にあります。
リゾートバイト情報サイトのリゾバ.comでは、ひらふ地区でラーメンが3,000円前後、おにぎりが1,000円、から揚げ定食が3,980円だった例が紹介されています。
また、ニセコ町の公式note(2025年6月)には、ゲレンデ周辺のランチは2,500円ほど、HANAZONOリゾートのかにラーメンは4,600円とあります。
ただ、これは主に「冬のリゾートエリア」の話です。同じnoteでは、町で暮らす人のふだんのランチは1,000〜1,500円ほど、と書かれています。
場所と季節によって、値段の感覚はずいぶん変わります。
ニセコのコンビニ・スーパーの物価|現在もほかの街と同じ価格帯
コンビニはどうでしょう。
セイコーマートやローソンは、市街地や都市部とほぼ同じ価格設定です(リゾバ.com)。ひらふの坂の途中にもセイコーマートがあり、おにぎりやホットシェフのお弁当で、朝ごはんや軽い昼ごはんをすませられます。
倶知安の市街まで行けば、マックスバリュ、ラッキー、コープさっぽろといった大きなスーパーもあります。ひらふからは車で10分ほどの距離です。
さらに、ニセコ町のnoteには、直売所の野菜などを使ってカレーライスを作ると1食あたり370円、という試算も載っています。全国平均の429円を下回る数字です。
「ニセコ=何もかも高い」わけではない、ということが分かります。
泊まる人は知っておきたい|2026年の宿泊税
もうひとつ、泊まる人に関係する変更があります。宿泊税です。
- 北海道:2026年4月1日から、道全体で宿泊税が始まりました
- 倶知安町(ひらふ):2026年4月1日から、道の宿泊税と合わせて宿泊料金の3%になりました(倶知安町)
- ニセコ町:2026年11月1日から、定額制から定率制に変わる予定です(ニセコ町)
大きな金額ではありませんが、長く泊まるほど積み重なります。予約の画面で、税込みかどうかを一度確かめておくと安心です。
物価が高いニセコを、賢く楽しむコツ
高いところと、そうでもないところが分かれば、予算の立て方はぐっと楽になります。
- 朝ごはんと昼ごはんは、コンビニやスーパーで軽くすませる
- レストランでのディナーは「ここぞ」の日に決めて、思いきり楽しむ
- キッチン付きの宿なら、倶知安のスーパーでまとめて買って自炊する
- ランチは倶知安の市街で探してみる
たとえば、午前中はパウダーを滑って、お昼はセイコーマートのあたたかいお弁当。夜だけは、窓の外に雪が降るレストランでゆっくり過ごす。そんなメリハリのある過ごし方なら、予算を気にしすぎずに冬のニセコを楽しめます。
値段は、お店や時期によって変わります。最新の情報は、お店や公式サイトで確かめてみてください。
冬のあいだ住んで働く予定の人は、生活費や買い物のコツをまとめたこちらの記事も参考にしてみてください。
— ニセコ Hub 編集部