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ニセコの温泉、夏こそ。日帰り湯めぐりガイド
ニセコHUB編集部 · 2026/06/10

ニセコといえば、パウダースノー。
でも、雪が解けたあとのニセコにも、ずっと変わらず湧き続けているものがあります。
温泉です。
実はニセコエリアには、日帰りで入れる温泉施設が15か所ほど。しかも、その泉質は驚くほど多彩です。この記事では、ニセコの温泉の魅力と、グリーンシーズンならではの楽しみ方、そしてエリア別のめぐり方までをまとめてご紹介します。
ニセコの温泉は、泉質の宝庫
ニセコ連峰や羊蹄山のふもとには、性格のちがう源泉がいくつも湧いています。
ツルツルスベスベになる炭酸水素塩泉やアルカリ性の湯、体を芯から温める塩化物泉、白く濁った硫黄泉、鉄分を含んだ赤茶色の湯まで。ひとつのエリアでこれだけ泉質がそろう場所は、全国でもそう多くありません。
なかでも昆布・湯本・五色・新見の4つの温泉地は、「国民保養温泉地」に指定されています。古くから湯治の地として親しまれてきた、折り紙つきの湯です。
「今日はどの湯にしようか」と選べること。それが、ニセコの温泉のいちばんの贅沢かもしれません。
グリーンシーズンこそ、温泉が気持ちいい
温泉は冬のもの、と思っていませんか。
実は、夏のニセコの温泉は、とても気持ちのいいものです。
日中は登山やサイクリング、ラフティングで体を動かして、火照った体を露天風呂でゆっくりほどく。羊蹄山を眺めながらの湯あみは、グリーンシーズンならではのごほうびです。
朝晩はひんやりと涼しいニセコ。夏でも湯上がりに湯冷めの心配が少なく、夜空の下の露天風呂が、驚くほど心地よく感じられます。
冬にくらべて混み合いにくいのも、この季節のうれしいところです。
エリアでめぐる、ニセコの日帰り温泉
ニセコの温泉は、エリアごとに表情が変わります。代表的なところを、いくつか。
昆布温泉エリア
ニセコでもっとも歴史ある温泉地のひとつ。複数の泉質が楽しめ、宿の日帰り入浴も充実しています。
蘭越町が運営する「幽泉閣」は、サウナや打たせ湯まで備えて大人600円ほど。コストパフォーマンスの良さで、地元の人にも愛されています。
五色温泉エリア
ニセコ連峰の登山口近く、標高の高い場所にある、野趣あふれる温泉地です。
白く濁った硫黄泉が名物で、源泉かけ流しの湯を楽しめる施設も。山歩きのあとに立ち寄るのに、ぴったりです。
ニセコ駅前・綺羅乃湯
「ニセコ駅前温泉 綺羅乃湯」は、その名のとおりJRニセコ駅のすぐそば。大人600円、小・中学生250円と、気軽に立ち寄れる価格です。
電車やバスでの旅でもアクセスしやすく、観光の締めくくりにも便利です。
そのほか、美肌の湯として知られる「甘露の森」など、肌にうれしいメタケイ酸をたっぷり含んだ湯も点在しています。
何軒もまわるなら「湯めぐりパス」
せっかくなら、いくつかの湯をはしごしてみるのもおすすめです。
ニセコ観光協会が発行する「ニセコ湯めぐりパス」を使えば、シール式でお得に複数の温泉をめぐれます。加盟するのは、ニセコ・倶知安をはじめ、羊蹄山麓に広がる温泉施設の数々。発行から180日間と有効期間も長く、滞在中はもちろん、また来たときの楽しみにも取っておけます。
料金やシールの使い方、最新の加盟施設は、公式サイトでご確認ください。
温泉は、ニセコの「もうひとつの居場所」
温泉は、ただ体を温めるだけの場所ではありません。
地元の常連さんと、旅の途中の人。移り住んできたばかりの人と、何十年もここで暮らす人。湯けむりのなかでは、肩書きも国籍も、すっと溶けていきます。
「いいお湯ですね」のひと言から、ふと会話がはじまることも。
ニセコの温泉は、人と人がゆるやかに出会う、もうひとつの居場所なのかもしれません。
旅行で訪れる方も、これから暮らす方も。まずはお気に入りの一湯を、ゆっくり探してみてください。
— ニセコ Hub 編集部